瑞穂区の歯医者・矯正歯科
すずき歯科・矯正歯科
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顎関節症の治療
「寝起きにあごが痛い」「大きく口を開けられない」「あごからコキコキ音がする」などの症状があれば、それは顎関節症かもしれません。実は、日本人の多くが何らかの顎関節の問題を抱えていると言われています。筋肉の緊張が原因で痛みが生じている場合、筋肉がほぐれることで症状が改善されることもあります。しかし、放置することで痛みがずっと続くかもしれません。
顎関節症の原因はさまざまですが、生活習慣や歯並びの影響で発症することが多いとされています。そのため、早期に対処することが大切です。もし、あごの痛みや違和感が気になっているならば、瑞穂区の歯医者・矯正歯科「すずき歯科・矯正歯科」にご相談ください。
TROUBLE
このような症状がある方は、顎関節症の疑いがあるため1日も早い受診をお勧めします。
下顎頭には関節円板という繊維軟膏が乗っており(図1)、関節頭を保護しながら咀嚼運動がスムーズになるように働いています。
かみ合わせの異常で下顎頭の位置がズレますと、咀嚼運動がいびつになります。
そのストレスで関節円板が変形して前方にズレますと、開口時に下顎頭が引っ掛かり、円板が従来の位置に戻るときに「コキッ」「カキッ」といった音がする場合があります。(図2)
更に変形が進み、くいしばる力が増して円板の後部組織を押しつぶすような力が加わると、円板は前方に転移したまま戻らなくなります。(図3)
お口が開けられなくなったり、お口を開けた時に顎が右または左に偏位するのが特徴です。転移した円板が下顎頭の前方移動を妨げるために2.5㎝以上口が開けない状態になることもあります。これは痛みを伴うことが多いです。
顎関節症が発症したり、再発した時に炎症成分が顎関節周囲に波及しまわりの筋肉や組織に痛みが生じることもあります(図4)
痛みがあるから動かしたくない、またはいつも暫くしたら治るからといって放置してしまうと、顎が開けられない状態のまま顎関節の組織が固まってしまうことがあります。
急な開口障害は様子を見ようとは考えないで、すぐにご来院ください。(1週間後で約1割、3か月後では7割ぐらいの人が元に戻せなくなります。)
関節円板のズレを整復不可能な開口障害の人でも、下顎頭の可動域を広げ、痛みや身体の病的な症状も緩和できることがあります。顎関節症でお悩みの方は、すずき歯科・矯正歯科のドクターにご相談ください。
顎関節症の治療は、健康保険適応となりますが、通常は複数回の通院が必要の場合が多いです。
顎関節症以外の噛み合わせの治療は健康保険適応外ですので、ご注意ください。
睡眠時無呼吸症候群は、呼吸障害を引き起こし、睡眠の質を低下させる病気です。気道が狭くなり呼吸が止まることによって「いびきが大きくなる」「呼吸が一時的に停止する」といった症状が見られます。そのため、深い眠りを得られず、昼間の活動に影響を与えることがあります。
もし、いびきがうるさいと指摘されたならば、睡眠時無呼吸症候群を疑った方が良いでしょう。
睡眠時無呼吸症候群やいびきが気になる方には、「ソムノデント」というマウスピースを使用した治療法をおすすめしています。
マウスピース装置は、手のひらサイズで軽量・コンパクトです。そのため、口を開ける、会話や水分を補給する、咳・あくびをすることもできます。そのため、快適に長時間使用可能です。
治療法はお口の中に装着するだけ。装置により気道が広がり、睡眠中の呼吸がスムーズになります。マウスピースによって、いびきや睡眠時無呼吸症候群の症状が軽減されれば、質の高い睡眠を得やすくなり慢性的な疲労感の解消も期待できます。