MTAセメントを用いたVPT歯髄温存療法(30代男性)|瑞穂区の歯医者「すずき歯科・矯正歯科」

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症例

MTAセメントを用いたVPT歯髄温存療法(30代男性)

MTAセメントを用いたVPT歯髄温存療法(30代男性)

治療前

治療前

治療後

治療後

今回ご紹介する患者様は、小学校以来歯科医院での検査を受けたことがない方です。この度当院を来院され、お口の全体のチェックとレントゲン検査(全体)と細かいレントゲン写真検査を行いました。

レントゲン検査の結果、歯の神経に近接する大きな虫歯が見つかったためご本人様に状況をお話ししたところ、可能であれば神経を残したいとのことで、自由診療での治療を希望されました。

神経にかなり近い虫歯を認める
ラバーダム防湿で清潔環境を確保する

虫歯除去時に神経が露出する恐れがあるため、慎重に虫歯を除去していきます。

神経にかなり近いところまで虫歯除去が行われたため、虫歯の除去を一旦停止し壁を先に作り感染防御環境を強化していきます。

神経が露出

虫歯を完全に除去していたところ、神経の露出を認めたためMTAセメントを貼付していきます。

白いお薬がMTAセメントです

MTAセメントの成功確率は86%程度と高いため、神経温存が期待できます。

歯髄温存療法より半年以上経過しておりますが、現在も神経は生きており痛みも特にないとのことで経過良好です。

歯の「生命力」を維持する防衛策

歯髄温存療法(VPT)の真の価値は、歯が備えている「自己修復機能」を最大限に引き出すことにあります。

歯の神経(歯髄)は、単に痛みを感じるだけでなく、細菌の侵入を感知して防御壁(二次象牙質)を作ったり、歯に水分や栄養を供給して弾力性を保ったりする、いわば「生命維持装置」です。神経を抜いてしまうと、この装置が停止し、歯は痛みを感じなくなる代わりに、異常に気づけないまま内部崩壊が進みやすい「無防備な枯れ木」のような状態になってしまいます。

この生命力を守るために、治療プロセスでは以下の「3つの徹底」が求められます。

  1. 徹底した細菌遮断:ラバーダムというゴムのシートを使い、唾液に含まれる無数の細菌が露出した神経に触れるのを物理的に100%遮断します。
  2. 徹底した精密除去:マイクロスコープで拡大しながら、虫歯だけを削り、健康な神経組織を傷つけないようミリ単位の精度で処置します。
  3. 徹底した封鎖:生体親和性が高く、硬化する際にわずかに膨張して隙間を埋める「MTAセメント」を使用し、細菌の再侵入を完全にシャットアウトします。

このようにVPTは、高度な設備と技術を用いて「歯の自己防衛能力」を買い戻す治療といえます。

症例タイトル
MTAセメントを用いたVPT歯髄温存療法(30代男性)
所在地
愛知県名古屋市西区
患者さまの主訴
神経を残しつつ虫歯を治したい
治療内容
MTAセメントによる歯髄温存療法を行なった。
患者さまの年齢
30代
患者さまの性別
男性
治療期間
1回
治療にかかった総額
55000円
治療する際に起こるメリット
歯髄を残せる確率は8割(論文上のデータ)
歯の破折防止
治療する際に起こるリスク・副作用
2割の方は痛みが出て神経を抜かなければいけない可能性あり

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診療時間9:00~13:00/14:00~18:00

休診日日曜・祝日

監修者情報

すずき歯科・矯正歯科
副院長 鈴木 良典

朝日大学歯学部卒業後、岐阜県の病院勤務を経て、すずき歯科・矯正歯科に勤務。インプラントや矯正治療に精通し、複数の専門学会に所属。副院長を務めている。

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